9年間でたったの13得点? いつからマンUの”7番”は呪われたのか

マンU伝統の7番 photo/Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドにとって伝統ある背番号7が、いつしか呪われた番号になってしまった。マンUの7番といえばジョージ・ベストやデイビッド・ベッカムらスーパースターがつけた番号で、マンUも実力ある選手にその番号を任せてきた。

しかしクリスティアーノ・ロナウドがクラブを去って以降、7番をつけた選手は誰1人として成功を収めていない。現在はアレクシス・サンチェスがつけているが、不調ぶりは説明する必要もないだろう。英『TalkSport』が呪われた7番を特集しているが、何とロナウドが去ってから7番をつけた選手は全員を合わせてもプレミアリーグで13ゴールしか奪っていないのだ。

まず元イングランド代表FWマイケル・オーウェンは31試合で5ゴール、一時7番をつけていたMFアントニオ・バレンシアは30試合1ゴール、現パリ・サンジェルマンMFアンヘル・ディ・マリアは27試合3ゴール、リヨンで徐々に復活しているFWメンフィス・デパイは33試合で2ゴール、そして現在のサンチェスが17試合で2ゴールだ。

5人合わせてたったの13ゴールはあまりに寂しい数字だ。サンチェスのパフォーマンスが今後上がってくる可能性は高くないはずで、新たな失敗例となるのだろう。果たして誰が7番の誇りを取り戻してくれるのか。超がつくスーパースターでなければ難しいのかもしれない。

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