“震度7”からあすで1カ月 また北海道 震度5弱

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6日、震度7の地震から1カ月となるのを前に、5日朝、北海道を襲った震度5弱の地震。

この週末には、台風が接近する可能性があり、気象庁が警戒を呼びかけている。

厚真町では、街の人は、「また停電になるのかと思って、そういうのが怖かった。(きょうの地震はびっくりした?)しました。ね、泣いたもんね」と話した。

午前8時58分。
緊急地震速報が、北海道・厚真町を取材中の車内に鳴り響いた。

この地震で、厚真町・むかわ町・平取町で、最大震度5弱を観測した。

札幌市内の商業施設では、鉄筋の骨組みが大きく揺れ、柱につかまっている人がいた。

札幌市営地下鉄も、一時、全線で運転を見合わせた。

新千歳空港のカメラは、大きく画面が揺れる中、滑走路へと着陸する旅客機をとらえていた。

震源は、胆振地方中東部、地震の規模を示すマグニチュードは、5.2。

札幌市では、30代の女性が倒れてきた棚の下敷きになり、軽いけがをした。

最大震度7を観測した北海道地震から、6日で1カ月。

今も、多くの人が避難生活を送る北海道に迫りつつあるのが、台風25号。

大型で強い台風25号は、暴風域をともなったまま、東シナ海を北上。

週末には、日本海を進み、北日本に上陸するおそれがある。

秋田・鹿角市では5日、リンゴ農家が収穫作業を急いでいた。

リンゴ農家は、「気持ちが休まる時がないですね。心配ばっかりで」と話した。

週末には、大雨が予想される北海道。

1カ月前の北海道地震では、直前に列島を襲った台風21号による雨で、地下の水位が上昇。

これが液状化につながる要因の1つとなり、被害が拡大したとの指摘もある。

地震で大きな被害を受けた厚真町では、午後、専門家を招いた対策会議の中でも注意が呼びかけられるなど、台風25号に備えた警戒態勢がとられている。

宮坂尚市朗厚真町長は、「台風25号が間違いなく北海道に接近し、上陸しそうだということです」と述べた。

鹿児島・奄美大島竜郷町の手広海岸。

強風域に入っている奄美大島では、海側から湿った風が勢いよく吹き続けている。

今回の台風25号は、強風域が広いことから、奄美大島は4日から丸1日以上、強風域に入っていることになる。

海上は、うねりをともない、大しけとなっている。

波浪警報が出されている奄美周辺の海域は、最大8メートルの波が予想されている。

停電も続いていて、午後5時現在、県内で4,800戸が停電している。

奄美地方はしばらく、強い風が吹き続けるため、十分な警戒が必要となる。

(鹿児島テレビ)