漂着のクジラ4時間で救出、宮崎

住民ら30人、海水かけ続け

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宮崎市の青島ビーチに漂着したクジラを救出する人たち=5日

 宮崎市の有名観光地、青島ビーチで5日午前、体長約6メートルのクジラ1頭が生きたまま漂着しているのが発見された。台風25号の接近に伴う強風で激しい波が打ち寄せる中、地元住民ら約30人が救出作業に当たり、約4時間後に海に戻った。専門家によると、宮崎県内では毎年5~10頭程度のクジラが漂着するが、救出できるのは珍しいという。

 地元住民らの通報を受け救出に当たった県職員によると、作業は午前9時半ごろ開始。サーファーや観光客らが、台風の影響で海岸付近に散乱した流木を除去。そこにスコップで砂地を掘り、体が乾いて弱らないよう、クジラに海水をかけ続けたという。