NZ女子代表前監督の「パワハラ」が認められる…協会の対応にも不備か

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『Reuters』や『FOX』など各メディアは、「調査の結果、ニュージーランド女子代表前監督のアンドレアス・ヘラフ氏によるパワーハラスメントが認められた」と報じた。

今年7月に大きな話題となったニュージーランド女子代表でのパワハラ問題。13名の選手がサッカー協会に手紙を送り、「ヘラフ氏が監督である限りはプレーしない」と宣言していた。

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アンドレアス・ヘラフ監督はその後「家族とより多くの時間を過ごしたい」として辞任したが、ニュージーランドサッカー協会は第三者委員会を設置して調査を進めていた。

弁護士のフィリッパ・ミュアー氏が12名の選手を含む80名の聞き取り調査を行った結果、ヘラフ氏のハラスメント行為が実証されたとのこと。

フィリッパ・ミュアー弁護士 「ヘラフ氏のアクションは『強烈な指導』と特徴づけられるものだと受け取れる一方、その他の態度はいじめやハラスメントと認められる。

何人かの選手やスタッフに対して繰り返し不合理な行為をしていたことがわかった。被害者は物事に悩まされ、屈辱を感じていた。

ハラスメントはいかなる形でも性的なものではなく、暴行もなかった。しかし大声での叫びがあり、脅迫であり、繰り返されていた。

サッカー協会は選手の福祉に十分な視点を持っていない。協会が男性的な組織であることは、外部からも内部からも認識されている」

女子選手からのレターを受け取った際、まずサッカー協会はアンドレアス・ヘラフ監督を支持し、すぐに行動を起こさなかったという。

ニュージーランドサッカー協会には女性のスタッフが21%しかおらず、ミュアー弁護士は「男性的な組織であること、内部で不適切な冗談が許容されていることを自覚すべき」と指摘している。