富島、日章4強 九州高校野球県予選

【準々決勝・聖心ウルスラ-富島】丁寧な投球で2失点完投した富島の黒木拓

 高校野球の秋季九州大会(第143回九州大会)県予選第10日は5日、門川町海浜総合公園野球場で準々決勝の残り2試合を行い、富島と日章学園が勝って準決勝に進んだ。秋季大会の4強入りは富島が2年連続、日章学園は5年ぶり。

 富島は聖心ウルスラに3-2で競り勝った。同点の八回1死一、三塁、内野ゴロで1点を勝ち越した。聖心ウルスラは相手を上回る8安打を放ったがつながりを欠いた。

 日章学園は都城西を5-1で下した。1点リードの三回、3安打などで2点を奪って突き放し、その後も着実に加点した。都城西は一回無死二塁の好機を生かせず、先制できなかったのが響いた。

 第11日は7日、延岡市の西階球場で宮崎第一-小林西、日章学園-富島を行う。勝った2校が来春の選抜大会につながる九州大会(20日開幕・熊本)の出場権を獲得する。

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