「日本の台所」83年で幕

築地市場が最終営業日、豊洲へ

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東京・築地市場の最終営業日を迎え、生マグロの競り場で一本締めをする仲卸業者ら=6日午前5時16分

 「日本の台所」として親しまれてきた築地市場(東京都中央区)が6日、最終営業日を迎えた。正午で全ての取引を終え、1935年の開業以来、数多くの魚や野菜を取引してきた83年の歴史に幕を閉じた。11日からは移転先の豊洲市場(江東区)が当初予定より約2年遅れで開業する。

 未明から場内は多くの人や車両が行き交い、活気にあふれた。午前5時すぎ、マグロの競りの前には、卸売業者を代表して「築地魚市場」の吉田猛社長が「築地は今日をもって83年間の活動を終え、歴史に刻まれることになる」とあいさつ。業者らは一本締めをし、築地最後の競りに臨んだ。

東京・築地市場の最終営業日を迎え、冷凍マグロの競り場で記念撮影する仲卸業者=6日午前5時29分