
6日午前9時50分ごろ、JR仙台駅の東北新幹線ホームで人身事故があり、JR東日本は東京―盛岡間の上下線で一時、運転を見合わせた。
仙台中央署やJR東によると、東京発新函館北斗行きのはやぶさ5号(10両編成)が12番線ホームに進入した際、男性が線路に転落した。救出されたが意識不明の重体。
JR東は午前10時45分に全線で運転を再開した。事故の影響で、東北、北海道、山形、秋田各新幹線の上下計49本に最大約60分の遅れが生じ、約1万600人に影響した。
はやぶさ5号に乗車していた千葉県市原市、会社員時田ますみさん(41)は「急ブレーキで停止し、びっくりした。30分ほど待機したが車内は落ち着いていた」と話した。