五穀豊穣願い 鳥巣天衝舞、鬼も一緒に

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 江戸中期から伝わる鳥巣天衝舞(とりすてんつくまい)浮立が4日、唐津市浜玉町の鳥巣天満宮神社であった。地区住民や子どもたち約30人が、五穀豊穣(ほうじょう)を祈って舞を奉納した。

 幼稚園児から高校生8人が、法被姿の大人と一緒に鉦(かね)や太鼓を打ち鳴らしながら地区内を行進。音色が山々に響き渡った。境内では、「テンツキ」と呼ばれる三日月の形の頭飾りをかぶった吉原幸央(こうよう)さん(13)が、鬼と共に舞った。

 吉原さんは「練習したけどちょっと失敗した。子どもが少なくなっていて寂しい地区を楽しくしていきたい」と話した。鳥巣益裕区長(62)も「住民全体で協力して地域の文化として残していきたい」と力を込めた。

鳥巣天衝舞浮立で鬼と一緒に舞を奉納する吉原幸央さん(右)=唐津市浜玉町の鳥巣天満宮神社