築地市場、豊洲にバトン

900業者が引っ越し

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最終日の営業を終え、引っ越し作業が始まった東京・築地市場=6日午後

 「日本の台所」として、国内外の新鮮な魚や野菜が取引されてきた東京都中央区の築地市場が6日、営業を終えた。日本を代表する中央卸売市場は、開場以来83年の歴史を刻んだ築地を離れ、江東区の豊洲へ。11日の開場までに約900業者が2.3キロ離れた新市場に移る。予定より約2年遅れの移転だが、最後の競りを終えた業者は築地への感謝を口にし「未来に向けて出発する」と意気込んだ。

 築地市場は6日も未明から活気にあふれ、都によると取引量は水産物約1748トン、青果物約844トンに上った。マグロの最高額は、438万5千円で競り落とされた約162キロの青森県大間産だった。