かながわ夢の給食、アイデア続々 受賞作は一般に提供も

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 給食の献立を競う県内初のコンテストが活況だ。県教育委員会などが「かながわ学校給食夢コンテスト」と銘打ち、小学校、特別支援学校に募ったところ、応募数は2部門で計300件超。県教委は「手探りだったが、子どもたちが関心を持って数多く応募してくれた」と豊かな発想の数々にうれしい悲鳴を上げている。

 学校給食のイメージアップを狙う試みで、県教委、県学校栄養士協議会、県学校給食会が本年度に初めて企画。6月下旬から「学校の給食」「夢の献立」の両部門で募集を行った。

 児童・生徒らに理想の給食を考えてもらう「夢の献立」部門には269件寄せられた。県教委保健体育課によると、夏休みの宿題として写真や絵で表現したものも多く、独創性あふれるメニューや実現性の高いものが集まった。

 一方、実際に提供されている献立を求めた「学校の給食」部門には39件の応募があった。栄養価に加え、地域の特色を生かしたり、食育の教材となったりといった点も審査のポイントになるという。

 今後、関係団体を交えて10月に審査を行い、両部門で各賞を選考。11月12日に大和市の県学校給食会館で表彰式を行う。受賞作は来年1月の学校給食週間に合わせ、県立保健福祉大学(横須賀市)やJICA横浜(横浜市中区)などの食堂で一般向けに提供される予定だ。

 桐谷次郎教育長は26日の県議会本会議で田中徳一郎氏(自民党)の一般質問に答え、「コンテストの開催を契機とし、職員の士気向上を図るとともに、学校給食のイメージアップや食育の推進に向けた機運を高めていく」と期待を寄せた。