【ALDS】サンチェス2本塁打活躍 ヤンキース意地の勝利

【ヤンキース6-2レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

前日から始まったア・リーグのライバル対決はまずはレッドソックスが先勝。連敗は避けたいヤンキースは田中将大に先発マウンドを託した。田中は途中、ザンダー・ボガーツに一発を浴びるも5回1失点で勝利投手の権利を得る。今試合で打線に勢いをつけたのは恋女房のバットだった。

今試合では前日に負傷交代していたアーロン・ヒックスが大事をとってベンチスタート。初回、ヤンキースはアーロン・ジャッジが今ポストシーズン3本目となる一発を打ち先制すると続く2回にはゲーリー・サンチェスの一発などで田中は2点のリードをもらった。3回までは無失点投球を続けた田中だったが、4回にボガーツに打たれ失点する。それでも崩れることなく最小失点で切り抜け、5回3安打1失点で降板した。

一方で先勝しているレッドソックスは先発のデービッド・プライスが2回途中3失点で降板する事態となったが、なんとか点差を2点に抑えて試合は後半へ。しかし、5番手のエドゥアルド・ロドリゲスがサンチェスに3ランを打たれ、ダメ押し点を献上した。その直後にイアン・キンズラーの適時二塁打で意地をみせるが前日のような勢いはなく敗れてしまい、対戦成績は1勝1敗のタイとなった。

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