ホンダ田辺TD「ホームでの入賞をあと一歩のところで逃し非常に残念。この悔しさをバネにさらなるパフォーマンス向上に努める」:F1日本GP日曜

 2018年F1日本GP決勝で、レッドブル・トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーは11位、ブレンドン・ハートレーは13位だった。

 ハートレーは6番グリッド、ガスリーは7番グリッドから予選順位と同じ位置から、ユーズドのスーパーソフトタイヤでスタート。それぞれ1回ストップの戦略で走った。ハートレーはスタートでポジションを落とした後、ポイント圏外に。28周目にソフトタイヤに交換、終盤はマーカス・エリクソンのすぐ後ろに迫ったものの、抜くにいたらず、13位でフィニッシュした。

 ガスリーはスタート後もポジションを維持、29周まで走り続け、ソフトタイヤに交換。レース終盤まで10番手を走り続けたが、53周のレースの50周目にカルロス・サインツJr.にオーバーテイクされ、11位でチェッカーを受けた。

■レッドブル・トロロッソ・ホンダ
ホンダF1テクニカルディレクター田辺豊治
 昨日の予選結果がよかっただけに、それを今日のレースにつなげられず非常に残念に思っています。ピエールは終始ポイント圏内を走行していましたが、終盤にオーバーテイクされ、惜しくも入賞を逃してしまいました。

 今週末はトロロッソ・ホンダチームが鈴鹿に入ってから、常に多くのファンの方々に温かい声援をいただきました。チームメンバー全員が勇気づけられましたし、それに応える意味でもポジティブな結果を残したかっただけに、悔しい気持ちが強いです。

 ホームレースでのこの悔しさをバネに、今季の残りのレースおよび来年へのパフォーマンス向上につなげます。

© 株式会社三栄