サポート制度が充実、短期の迎え入れも可能…「里親制度」の現状

秋元才加とJOYがパーソナリティを務め、生活に身近な情報や政府の取り組みをわかりやすく伝えるTOKYO FMの番組「秋元才加とJOYのWeekly Japan!!」。10月6日(土)の放送では、厚生労働省・子ども家庭局・家庭福祉課の島玲志さんに「子どものための里親制度」をテーマに話を伺いました。

秋元才加(左)とJOY

里親制度とは、親が亡くなった、親から虐待された、経済的に親と一緒に暮らせない……などのさまざまな事情により、家族と暮らせない子どもを自分の家庭に迎え入れて、健やかな成長をサポートする制度のこと。温かく安定した環境に子どもを迎え入れることは、「子ども自身の安心感につながるだけでなく、自信が持てるようになることが期待でき、とても大切なこと」と島さんは話します。

しかし、昨年3月末の時点で里親、乳児院、児童養護施設などで生活をしている18歳未満の子ども、およそ4万5,000人のうち、里親の家庭で生活している子どもは5,000人と、わずか1割ほど。「里親制度が知られていない」「経済面が心配」「子どもが大きくなるまで育てることができるか不安」といった要因により、里親希望者が不足しているそうです。

里親というと「養子縁組をして、幼い子どもを成人させるまで長期に渡って育てる」というイメージを持っている方が多いようですが、「一定期間、子どもを自分の家庭に迎え入れて育てる“養育里親”という制度がある」と島さん。養育里親のなかには数週間~1年以内で子どもの受け入れをおこなう“短期里親”や“週末里親”、夏休みやお正月などの期間のみ子どもを受け入れる“季節里親”というものもあるそうです(※各自治体による)。

また、養育里親であれば子どもの養育に必要な里親手当(8万6,000円/月)、生活費(約5万円/月)、そのほか教育費や医療費などが実費で支給されます。そのほか、子どものケガや病気、不測の事態などに対応できる知識を身につけられる養育里親研修の実施、不安を相談できるサポートなど里親側のバックアップ体制も充実しています。

島さんによると、里親をされている方は子どもがいない方や、自身の子どもを子育て中の方、子育てが終わった方など40代以上の世代が多いそうですが、なかには20代の若い世代でもいるのだとか。

里親になるためには、子どもの養育についての理解と熱意、子どもへの豊かな愛情があること、経済的に困窮していないこと、都道府県などがおこなう養育里親研修を修了していることなど、一定の要件さえ満たしていれば特別な資格は必要なく、年齢上限もないそうです。

番組内では、里親に興味のある方向けに児童相談所全国共通ダイヤル「189番」を紹介。電話すると近くの児童相談所につながり、相談などができるそうです。

番組冒頭で「“里親制度”という言葉は知っていたけど、詳細はわからない」とコメントしていたJOYは、島さんの話に「初めて知ることが多かった」と驚いた様子。ひと口に里親といってもさまざまなパターンがあることを知り、「もっと世のなかの人に知ってもらえたら救われる子どもが増えると思う」と話します。秋元も「さまざまな選択肢があることで、多くの人が(里親として)子どもを受け入れることができるのかも」と新たな可能性に気付いた様子でした。

島玲志さん(右)、秋元才加(左)とJOY

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聴取期限 2018年10月14日(日) AM 4:59 まで

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<番組概要>
番組名:秋元才加とJOYのWeekly Japan!!
放送日時:毎週土曜11:00~11:25
パーソナリティ:秋元才加、JOY
番組Webサイト:http://www.tfm.co.jp/japan/

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