人形が「歌舞伎」演舞 成田駅前にからくり時計

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 JR成田駅前広場に7日、「成田からくり時計」がお目見えした。成田の夏の風物詩「成田祇園祭」と歌舞伎をモチーフに、人形が歌舞伎を舞う見事なからくり。1時間ごとに約4分間稼働し、成田山新勝寺や表参道などを訪れる観光客らに、楽しく時を知らせる。

 からくり時計は、成田に思い入れのある篤志家の寄贈を受け設置し、市が管理する。幅3・1メートル、奥行き3・1メートル、高さ約2・5メートルのFRP製の土台の上に高さ2・4メートルの時計台のやぐらを備える。

 午後3時ちょうどに稼働すると、第1景では人形たちが成田祇園祭をイメージしたおはやしを演奏。続く第2景では、やぐらが1段階せり上がり、全体の高さは7・6メートルに。せり上がった部分の扉が開くと、歌舞伎役者の人形が登場。演目中の「見得(みえ)」のように右へ左へと動き、駅利用者らを楽しませた。

 小泉一成市長は「成田にふさわしいからくり時計が完成した。これからは待ち合わせのシンボルとしても、皆さんから愛され親しまれることを期待したい」と話した。

 稼働時間は日-木曜日が午前8時から午後8時まで。金・土曜日は午前8時から午後10時まで。

人形が歌舞伎を舞うからくりが楽しい「成田からくり時計」=7日、JR成田駅前