気持ち込め披露 定時制・通信制高生の発表大会

ステージでバンド演奏を披露する府立寝屋川高校の生徒ら=7日、大阪市住吉区の府教育センター

 大阪府内の定時制高校や通信制高校に通う生徒が制作した芸術作品などの発表大会が7日、大阪市住吉区の府教育センターで開かれた。絵画作品などの展示のほか、バンド演奏やダンスが披露された。

 1954年から毎年秋に開く「生徒秋季発表大会」で府高校定時制通信制教育研究会などが主催。府立16校と大阪市や堺市など3市立に私立を加えた計22校が参加した。

 発表は4部門に分かれ、絵画や書道などの作品の部は計約240点が展示された。約20分の映像・音声作品を発表する放送の部は熊本地震の被災地で生徒が取り組んだボランティアのドキュメンタリーなど4作品が出品された。7分でスピーチをする生活体験発表の部は「発達障がいとむきあう」などをテーマに11人が思いを語った。

 芸能発表の部は13組が演奏などを披露。ロック歌手の故忌野清志郎さんが亡き実母を思い歌ったとされる「デイ・ドリーム・ビリーバー」を演奏した府立桃谷高III部軽音楽部の西田幸彦さん(29)は、小学5年の時、生みの母親を42歳で亡くした。幼いころの西田さんを抱いてほほ笑む母親との写真があり、それが歌詞と重なるといい、母親への感謝の気持ちを込めたという。「僕も忌野さんと同じ、生みの母と育ての母がいる境遇。演奏して会場のみんなを笑顔にできてうれしい」と話した。

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