阪神西岡、ヤクルト由規… 第1次通告期間は12日まで、セの戦力外選手は?

阪神・西岡剛【写真:荒川祐史】

西岡は現役続行に意欲、中日若松は23歳で戦力外に

 1日に始まったプロ野球の第1次戦力外通告期間は12日までとなっている。ここまで12球団で計65選手が来季の契約を結ばないことを伝えられ、巨人の1選手が自由契約となった。セ・リーグは33選手が戦力外となっている。

 セ・リーグ3連覇を達成した広島は佐藤祥万投手、土生翔平外野手ら4選手に戦力外を通告。中日からは若松駿太投手、谷哲也内野手ら育成を含む5選手が戦力外となった。若松は2015年に10勝4敗、防御率2.12と2桁勝利を挙げるなど活躍したが、今季は1軍登板なし。まだ23歳と若い。谷は2007年の大学生・社会人ドラフト3位で中日に入団し、通算198試合出場で打率.210、2本塁打、27打点の成績を残した。

 DeNAは須田幸太投手、田中浩康内野手、荒波翔外野手、白根尚貴外野手ら大量9選手に来季の契約に結ばないことを伝えた。須田は2010年のドラフト1位。荒波は2012、2013年と2年連続ゴールデングラブ賞も、今季は1軍で11試合のみの出場。田中浩はヤクルト、DeNAで通算1292試合に出場もしたが、今季は31試合の出場。ヤクルト時代の2016年に次ぐ2度目の戦力外通告となった。

 巨人は寺内崇幸内野手ら3選手に戦力外を通告し、與那原大剛投手は自由契約となった。ヤクルトからは由規投手、成瀬善久投手、大松尚逸内野手、鵜久森淳志外野手ら8選手が戦力外に。由規は2007年の高校生ドラフト1位。成瀬はロッテ時代から通算249試合登板で96勝(77敗)を誇る。

 阪神は西岡剛内野手に戦力外を通告した。ロッテ時代の2010年に206安打を放ち、打率.346で首位打者に輝いたが、メジャー挑戦を経て入団した阪神では怪我にも泣かされて活躍できず。自身のインスタグラムで現役続行に意欲を見せている。(Full-Count編集部)

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