楽天細川、高卒3年目の若手も…第1次通告期間は12日まで、パの戦力外選手は?

楽天・細川亨【写真:荒川祐史】

ホークスは高卒3年目コンビが戦力外、オリックスも3年目の佐藤世が…

 1日に始まったプロ野球の第1次戦力外通告期間は12日までとなっている。ここまで12球団で計65選手が来季の契約を結ばないことを伝えられた。パ・リーグは32選手が戦力外となっている。

 10年ぶりのリーグ制覇を果たした西武からは5選手が戦力外に。2009年のドラフト4位で函館大から入団した坂田遼外野手、2007年の大学生・社会人ドラフト3位の藤原らが来季の契約を結ばないことを通告された。

 連覇を逃したソフトバンクからは、育成5選手を含む8選手が戦力外となった。2015年のドラフトで指名された小澤怜史投手、黒瀬健太内野手は、まだ3年目。小澤は最速152キロのストレートを誇り、黒瀬は高校通算97本塁打の大砲候補だったが、戦力外となった。

 日本ハムは2選手に来季の契約を結ばないことを通達。早大ソフトボール部出身の異色の選手として注目を浴びた大嶋匠捕手が戦力外に。ロッテからは肘井竜蔵外野手ら3選手が戦力外となった。

 ロッテとともにクライマックスシリーズ(CS)進出を逃したオリックス、楽天はともに育成選手を含む大量7選手に戦力外を通告した。オリックスは、仙台育英時代の2015年にエースとして夏の甲子園で準優勝に輝き、同年にドラフト6位指名を受けて入団した佐藤世那投手、2016年にオールスターに出場した塚原頌平投手が戦力外に。塚原とは育成選手契約を結ぶ予定となっている。

 楽天は、西武とソフトバンクでも活躍した38歳のベテラン捕手、細川亨に来季の契約を結ばないことを通告。入団2年目の今季はわずか2試合の出場に終わっていた。また、2016年12月にトレードで巨人から移籍してきた小山雄輝投手も戦力外となった。(Full-Count編集部)

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