JFEスチールの防災訓練、ドローンで被害確認

 JFEスチールが先週実施した全社防災訓練で、初めてドローンを使って被害状況を確認する訓練を行った。災害時はその被害の大きさによって、設備近くに人が立ち入れないケースも想定される。同社は「被害状況の迅速な把握にドローンが有効なことが確認できた」としている。

 4日実施した全社防災訓練で初めてドローンを試した。ドローンに搭載したカメラから送られてくる映像で設備などの被害状況を確認する訓練を行った。

 JFEスチールは現在、設備点検用途でドローンを使っているが、防災用のドローンを試したのは今回が初めて。訓練によって有効性が確認できたのを受けて、防災用ドローンを増やすことを検討する。

© 株式会社鉄鋼新聞社