モカヤ 自己新で雪辱 福井国体

少年女子3000メートルV

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【少年女子A3000メートル決勝】序盤から先頭を譲らず、レースを制したマータ・モカヤ=福井市

 第73回国民体育大会(福井国体)第10日は8日、福井県営陸上競技場などで13競技があり、県勢は5競技に臨んだ。

 陸上の少年女子A3000メートル決勝でマータ・モカヤ(東明高)が優勝し、8点(競技点)を獲得した。重量挙げでは少年男子105キロ級の麻生樹(大分工高)がスナッチ8位、ジャーク3位のダブル入賞を決めた。

 団体は競技最終日まで戦い抜いたバレーボール勢が意地を見せ、成年男子の大分三好ヴァイセアドラー、少年女子の東九州龍谷高がそれぞれ3位決定戦を制して、計60点を積み上げた。

 チーム大分は8日終了時点で競技点571・5を獲得し、天皇杯順位は21位で最終日(9日)を迎えた。

最後まで「自信」の走り

最後の直線でライバルを引き離し、トップフィニッシュを決めた。陸上の少年女子A3000メートルでマータ・モカヤ(東明高3年)が頂点に立った。優勝した今夏の全国高校総体でマークした自己ベストを上回る8分51秒11(県国際新)で、高校2冠を達成。何度も「うれしい」と喜んだ。

 「ベストタイム」を掲げ、狙い通りの展開に持ち込んだ。序盤から速いペースでレースを引っ張り、1周を71秒ほどのペースで先頭を走り続けた。少しずつ後続グループが離れていく中、鹿児島のカマウ・タビタ(神村学園高)が後ろにぴったりと付け続けた。だがモカヤは一度も振り返ることなく、最後まで自分の走りを貫いた。最終コーナーを回り、直線で一気に差を広げてトップフィニッシュ。両手を高く上げて笑顔を見せた。

 昨秋の愛媛国体も同じような展開だったが、残り50メートルでかわされて2位に。「(タビタが)後ろにいるのは分かっていた。ラストスピードを考えた」と、昨秋の悔しさを高校最後の国体で晴らした。

 東明高駅伝部の井上浩監督(56)はレース前、「あなたはナンバーワン。自信を持っていきなさい」とモカヤの肩をたたき、リラックスさせて送り出した。見事な走りに「自分のレースをつくるのがうまい。精神力も強く、素晴らしいレース」と褒めちぎった。

 自己記録を更新しての優勝にも「もっと(タイムを)上げたい」と成長を誓い、冬の全国高校駅伝に向けて「頑張りたい」とにこやかに決意を口にした。

◇陸上

 (福井県営陸上競技場)

 【成年男子】

 ▽800メートル予選

 「2組」(3)山本悠矢(大分大)1分51秒09=決勝進出

 ▽110メートル障害予選

 「2組」(5)西恭平(古城)14秒20=落選

 【少年男子B】

 ▽3000メートル予選

 「1組」(3)庭瀬俊輝(大分東明高)8分36秒78=決勝進出

 【少年女子A】

 ▽3000メートル決勝 (1)マータ・モカヤ(大分東明高)8分51秒11

 【少年女子共通】

 ▽やり投げ決勝 (14)亀井桜(別府鶴見丘高)43メートル46

 【成・少年女子共通】

 ▽400メートルリレー準決勝

 「3組」(4)大分(新名、加藤、児玉、足立)46秒07=落選