岡山でがんゲノム医療学ぶ講座

 がんと遺伝との関係をテーマにした市民公開講座(札幌医科大医学部遺伝医学主催)が8日、岡山市北区駅元町の岡山コンベンションセンターで開かれ、市民約220人が、患者の遺伝子を調べ最適な薬や治療法を選ぶ「がんゲノム医療」について学んだ。

 同大の桜井晃洋教授は、遺伝性の乳がんを例に挙げ、若年で発症することが多く、再発しやすいといった特徴を話した。その上で「あらかじめ発症に関わる遺伝子を持っていると分かれば、効果的な治療が行えるだけでなく、予防にもつながる」と遺伝子検査のメリットを強調した。

 がんゲノム医療の中核拠点病院に選ばれている岡山大病院(岡山市北区鹿田町)の平沢晃・臨床遺伝子診療科長は、9月に開設した遺伝カウンセリング外来を紹介。「検査で判明した情報を本人や家族の間で共有することで、血縁者全体で病気を予防することができる」と述べた。

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