【平成の長崎】暗やみに唐船鮮やか 長崎の市民グループ 松が枝でライトアップ 平成9(1997)年

 長崎市の市民グループ「長崎ライトアップ探偵団」は1997年11月13日、長崎港松が枝桟橋で復元唐船「飛帆(フェイファン)」(104トン)をライトアップした。
 同探偵団は公園や港、建物など何気ない場所を夜間ライトアップして「光の街ナガサキ」を演出し、いつもと違う長崎の町並みを楽しもうと、今年8月発足した。
 今回は2回目の取り組みで同日午後6時からライトアップ。暗やみに同港に浮かび上がった飛帆の鮮やかな船体が、一層際立ち、見物客の目を楽しませた。
(平成9年11月15日付長崎新聞より)
  ◇   ◇   ◇
【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

ライトアップされ浮かび上がった飛帆=長崎港松が枝桟橋

© 株式会社長崎新聞社