今夏に熱き戦いが繰り広げられたロシアの地で、信じられないようなトリッキーなPKが決まった。欧州の各国メディアが取り上げ、大きな話題を呼んでいる。
英紙『Daily Mail』や『The Sun』などいくつかのメディアによると、トリッキーなPKが披露されたのは、7日に行われたルビン・カザンとウラルのリザーブチーム同士の一戦だ。先制点を奪われたルビン・カザンはPKをゲットすると、今夏に加入した22歳のノリク・アブダリアンがキッカーを務める。アブダリアンはゆっくり助走に入ると、キックと同時にまさかのバク宙を披露。まるで格闘技の技にある“サマーソルトキック”のようなシュートは、ゴール右上の鋭いコースに突き刺さった。この信じられないようなシュートに、ゴールを守っていたGKも唖然。ゴール後は、ただただ立ち尽くすことしかできなかった。なお、このゴールにより、試合は1-1のドローで終了のホイッスルを迎えている。
ロシア代表の公式Twitterも動画付きで「今までにこんなPKを見たことがありますか」と取り上げているが、このトリッキーなPKは決して偶然ではないようだ。アブダリアンは昨年も同じような形でPKを決めており、『The Sun』が「昨年のゴールがまぐれではないことを証明した」と伝えている。
