J・K・ローリングの次回作のキャラが決定!? 18世紀のファンタジーあふれる落書きにインスパイアされる

イングランド南東部バークシャーにある博物館「ミュージアム・オブ・イングリッシュ・ルーラル・ライフ」(イングランドの地方生活史博物館)が、同館で記録文書として保存している18世紀の数学の教科書に描かれた落書きをツイートしたところ、人気ファンタジー小説「ハリー・ポッター」シリーズの作者、J・K・ローリングの目に留まった。BBC(電子版)が伝えた。

同館によると、この教科書の持ち主は、英南東部ビデンデン出身のリチャード・ビールくん。1784年当時13歳だった少年らしい。ビールくんの教科書の余白には「ズボンを履いたニワトリ」などゆるいタッチの動物たちがやたらと描きこまれており、また、公式の図形の直線部分を使った「海を進んでいく船」の落書きもあった。ローリングはこれらのツイートを見て、「素敵な発見だわ」とリプライ。

同館がこのリプライに対し、「次回作に、ズボンを履いたニワトリというのはどうでしょう」、と返したところ、「とっくに構想済みね、このニワトリくんは(次回作に登場する)目出し帽を被ったアヒルの親友よ」と茶目っ気たっぷりに回答した。

ミュージアム・オブ・イングリッシュ・ルーラル・ライフ
The Museum of English Rural Life

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