全世界の債務、10年で5割増

IMF報告、1京9千兆円

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 【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は9日(米東部時間)、世界金融安定報告を公表し、政府や金融機関を除く民間企業、家計が抱える全世界の債務総額が167兆ドル(約1京9千兆円)と、世界的な金融危機リーマン・ショックが起きた10年前の2008年と比べ5割近く増えたと警告した。

 危機に対応するため日米欧の中央銀行が金融市場に資金を供給する大規模な緩和策を実施したことを背景に、経済成長を上回るペースで債務が拡大した。

 日本は「家計や企業は健全なようだ」としながらも、金融部門は低収益環境で潜在的な弱さがあると分析した。