トランプ政権、昨年末初の核実験

臨界前28回目、別の計画も

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NNSAが動画サイト「ユーチューブ」に投稿した、臨界前核実験が行われた米西部ネバダ州の核施設

 米国が昨年12月、プルトニウムを用い、核爆発を伴わない臨界前核実験を西部ネバダ州で実施していたことが10日、分かった。米エネルギー省傘下の核安全保障局(NNSA)が四半期ごとの報告書で明らかにした。トランプ政権下で初の実験で、米国として5年ぶりで28回目。新たに開発した技術の性能を試す実験で、今年12月にも別の新技術の性能を調べる実験を計画しているとしている。

 トランプ政権は今年2月、核兵器を「使える兵器」として役割の拡大を目指す方針を発表。今回の実験は、この構想を推進する姿勢を強く示したと言える。トランプ政権に、反核団体からの批判が強まる可能性がある。