研究用原子炉、事実上合格

東海村、規制委の運転再開審査

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原子力規制委の定例会合。日本原子力研究開発機構の研究炉を事実上の審査合格とした=10日午前、東京都港区

 原子力規制委員会は10日の定例会合で、日本原子力研究開発機構が研究用原子炉「JRR3」(茨城県東海村)の審査で示した安全対策の内容をまとめた「審査書案」を了承した。これにより、運転再開の審査に事実上、合格した。JRR3は国産初の研究炉として建設され、その後、改造。タンパク質の構造解析などを行う。

 文部科学相と国の原子力委員会に意見を聞き、問題がなければ正式決定する。機構は2020年10月末の運転再開を目指している。

 規制委は9月5日の会合で審査書案を了承する見通しだったが、地震対策や事故の想定に関する内容が具体性に欠けるとして判断を見送っていた。