大阪空港 関空の代替措置11日終了 国交省が通知

大阪(伊丹)空港=大阪府豊中市蛍池西町3

 国土交通省は10日、台風21号で大きな被害を受けた関西空港の発着便を大阪(伊丹)、神戸両空港に振り分ける措置を11日で終了する、と発表した。関空の旅客ターミナルが同日に全面復旧する見通しとなったため。これに伴い、日本航空が国際線初の振り分けとして予定していた17日の香港-大阪、21日の大阪-香港の計2便は関空発着に変更される。

 9月4日に兵庫を縦断した台風21号で、関空は第1ターミナルビルやA滑走路、電源設備などが浸水し一時閉鎖。大阪、神戸両空港で計70便の代替便受け入れを決定した。同21日には被災した旅客ターミナルの運用を再開したが、手荷物を積み込むシステムの一部で復旧が遅れていた。

 代替便の受け入れは、大阪空港が同14~17日で計40便、神戸空港は同16、17日の4便。ともに国際線の振り分けはなかった。

 大阪国際空港周辺都市対策協議会(10市協)の会長を務める伊丹市の藤原保幸市長は「早期に関空の復旧作業が進み、関西の一員として大変喜ばしい」とコメント。神戸市の久元喜造市長はこの日の定例会見で「危機管理面で3空港の連携が大事だと浮き彫りになった。神戸空港が緊急時に役割を果たし得ると関西全体で共有された」と述べた。(今福寛子、竜門和諒、長尾亮太)

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