【高校野球】金足農・吉田、志望届提出で争奪戦スタート 「9球団くらい」が早速動き

プロ志望を表明した金足農・吉田輝星【写真:荒川祐史】

10日に秋田県高野連を通じてプロ志望届を提出

 今夏の甲子園で準優勝した金足農の吉田輝星投手が10日、秋田市内の同校で記者会見を行い、進路をプロ野球とする意思を表明した。この日、秋田県高野連を通じて「プロ野球志望届」を提出。その後、会見を行い、決断に至った思いなどを語った。

 約30分間に渡り、進路を決断した心境、時期などを語った吉田。会見には42社116人の報道関係者が集まり、20台以上のカメラが列を作り、会見を生中継するテレビ局も複数あった。大きな注目を集めた会見は予定時間の30分を過ぎたところで終了。その後は、金足農の中泉一豊監督が、取材に応じた。

 ドラフト1位指名が確実視されている吉田が、ついにプロ志望届を提出。競合の可能性も高く、ここから各球団の争奪戦が展開されることになる。10日午前にプロ志望届を提出したことで、早速、各球団も動いた模様で、中泉監督は「志望届出しましたので、調査書を届けるというのは続々と来ています」と語り、会見開始前の段階で「9球団くらい」から調査書を届ける旨の連絡が入ったという。(Full-Count編集部)

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