カブス・ブライアントが2億ドルの契約延長オファーを拒否

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カブスはクリス・ブライアントに総額2億ドル規模の契約延長オファーを提示していたようだ。しかし、MLB公式サイトが得た情報によると、ブライアントはこのオファーを拒否。球団は事実関係を明らかにしていないものの、本件についてESPNのデーブ・キャプランが報じている。

ブライアントと代理人のスコット・ボラスは、ブライアントが2021年シーズン終了後にフリーエージェントとなるまでの間、年俸調停のプロセスを通して1年ごとに年俸を上昇させることを目指しているという。年俸調停1年目を迎えた今季のブライアントの年俸は1085万ドル。これは年俸調停1年目の選手としては歴代最高額となった。

健康であればリーグ有数の強打者として素晴らしい活躍が期待できるブライアントだが、今季は故障の影響もあって102試合の出場にとどまり、打率.272、13本塁打、52打点、OPS.834はいずれも自己ワーストを更新。メジャー2年目の2016年に打率.292、39本塁打、102打点、OPS.939の好成績でナ・リーグMVPに輝いたことを考えると、非常に物足りないシーズンとなってしまった。カブスはブライアントをあと3年保有することができるが、ブライアントが契約延長に応じる可能性がないのであれば、今オフではないにしても、保有期間を残した形でのトレード放出も選択肢の一つとなるだろう。ブライアントを放出するとなれば、莫大な対価を得られる可能性が高いからだ。

ちなみに、カブスはブライアントのほか、アディソン・ラッセル、ハビアー・バイエズ、カイル・シュワーバーも2021年シーズン終了後にフリーエージェントとなり、ジョン・レスターとアンソニー・リゾーも2021年限りでオプションも含めた現行の契約が終了する。チームの将来に向けて何か手を打たなければならないことは明白であり、ブライアントのトレード放出という「ビッグ・サプライズ」も可能性を完全に否定することはできないのではないだろうか。