きょう11日は低気圧や前線が日本列島を通過するため、全国的に曇りや雨の所が多い見込み。午後も湿気の多い地域が多いが、西日本は気温が低く肌寒いくらいとなる。一方、関東など東日本の太平洋側はまだ気温が高く、半そでのほうが過ごしやすい見込み。ただし、あす12日（金）は、東日本でも気温が大幅に下がるため、長そでの洋服や上着が必要となりそうだ。

週末にかけて　北・西日本中心に晴れ

　12日（金）　西日本は高気圧に覆われて秋晴れ。ただし、冷たい空気の影響で日本海側は北陸を含めて雲が多めに。また、関東など東日本の太平洋側もすっきりしない天気で、午前中を中心に雨の降る所が多そうだ。全国的に最高気温は平年を下回る予想で、とくに関東はきょうに比べて大幅に低くなる予想。体調管理に注意が必要となる。

　13日（土）　高気圧に覆われる北日本や北陸、西日本は秋晴れとなる地域が多い。西日本の太平洋側はスポーツ日和に。一方、湿った空気の影響を受ける関東など東日本の太平洋側は、引き続き雲が取れにくい予想だ。

　14日（日）　北日本はすっきりと晴れる見込み。西日本は13日（土）より雲が広がりやすいが、天気に大きな影響はなさそうだ。東日本も雲が広がる予想だが、関東あたりでは金曜、土曜より晴れ間が出る可能性がある。日差しがある場合は予想より気温が上がり、昼間は暑くも寒くもない快適な状態となることも考えられる。
（気象予報士・高橋和也）