ネイマールの元相棒復活! ”チャンスメイク率TOP10″の顔ぶれが面白い

ホセ・カジェホン photo/Getty Images
ガンソ photo/Getty Images
フェデリコ・ベルナルデスキ photo/Getty Images
ミチェル(左) photo/Getty Images
ウィリアン photo/Getty Images
メンフィス・デパイ photo/Getty Images
ディミトリ・パイェ photo/Getty Images
ハカン・チャルハノール photo/Getty Images
ソフィアン・ブファル(写真はサウサンプトン) photo/Getty Images
ジェイドン・サンチョ photo/Getty Images

10位:ホセ・カジェホン(ナポリ 1試合平均3.55回)

今やナポリの欠かせぬ右ウイングとなっているカジェホンは、得点こそないが今季は3アシストをすでに記録している。チャンピオンズリーグでも1アシスト記録しており、チャンスメイクの部分でチームに大きく貢献している。

8位:ガンソ(アミアン 1試合平均3.6回)

かつてはネイマールと同じレベルで語られてきたテクニシャンのガンソだが、怪我の影響で何度もキャリアにストップがかかってきた。2016年夏にはセビージャでプレイしていたのだが、定位置を確保できぬまま今夏にはフランスのアミアンにレンタル移籍。そこではすでに2アシストを記録しており、ネイマールもいるリーグ・アンの舞台で復活への第1歩を踏み出している。

8位:フェデリコ・ベルナルデスキ(ユヴェントス 1試合平均3.6回)

ユヴェントスでは出場機会が限定的だが、ベルナルデスキは出場するたびに好パフォーマンスを見せている。リーグ戦では2得点1アシストを記録しており、今季は重要な場面で結果を残しているのも好材料だ。

7位:ミチェル(レアル・バシャドリード 1試合平均3.72回)

やや意外な選出かもしれないが、バシャドリードは今季好調なチームだ。守備ではアグレッシブな姿勢を貫き、少ないチャンスを得点へ繋げていく。その中で1試合平均3.72回もチャンスメイクをしているミチェルは貴重な存在だ。アシスト数は僅か1となっているが、チームの7位という順位に貢献している。

6位:ウィリアン(チェルシー 1試合平均3.74回)

新指揮官マウリツィオ・サッリの影響が出ているのだろう。ウィリアンも結果を出している。今季はペドロ・ロドリゲスとのローテーションとなる機会が目立つが、ウィリアンもポジションを自在に変えながらチャンスを演出している。

5位:メンフィス・デパイ(リヨン 1試合平均4.04回)

デパイも完全復活と見ていいだろう。マンチェスター・ユナイテッドで失敗したイメージが定着してしまっているが、リヨンに移籍してからは徐々にパフォーマンスが向上。チャンスメイク、得点の両方で貴重な存在となっている。自身が望むビッグクラブへの再挑戦までもう少しか。

4位:ディミトリ・パイェ(マルセイユ 1試合平均4.19回)

日本代表DF酒井宏樹の同僚からパイェが4位に入った。今季のパイェは絶好調で、リーグ戦9試合で4得点5アシストを記録している。チーム全体でもリーグ戦では16得点しか挙げていないため、パイェはその半分以上に深く関わっていることになる。

3位:ハカン・チャルハノール(ミラン 1試合平均4,26回)

昨夏ミランに加入したチャルハノールは、クラブの象徴でもある背番号10を任されるなど期待を集めた。しかし加入当初はイタリアでの生活や言語に苦戦し、思うような活躍ができなかった。それでもジェンナーロ・ガットゥーゾが指揮官に就任してからはパフォーマンスが向上。重要な存在となっている。

2位:ソフィアン・ブファル(セルタ 1試合平均4.43回)

ややファンタジスタ気質のあるブファルは、指揮官によって好みが分かれるタイプと言えるかもしれない。テクニックは抜群なのだが、あまりスポットライトを浴びる機会が多くない。今夏レンタル移籍したセルタでも先発出場の機会は少なく、プレイタイムは限られている。それでも2得点1アシストと結果を出しており、そのテクニックはスペインでも十分通用する。

1位:ジェイドン・サンチョ(ドルトムント 1試合平均4.83回)

まさに最強のスーパーサブといったところか。今のドルトムントでは困った時にサンチョを出すやり方が続いており、サンチョもそのたびに結果を出している。全てのコンペティションを含めればアシスト数は8に達しており、これほど信頼できる若手もいないだろう。

ガンソ、デパイは復活したとのイメージが強く、どちらもリーグ・アンでそのきっかけを掴んでいるのが特徴的だ。サウサンプトンで苦戦していたブファルも復活組に加えてもいいかもしれない。彼らの足から繰り出されるチャンスメイクの数々を見逃すべきではない。

© 株式会社FACTORIES