沖水、初戦は長崎商 興南、熊本国府と顔合わせ 高校野球秋季九州大会

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 来春の高校野球全国選抜大会の参考資料となる第143回九州地区大会の組み合わせ抽選会が11日、開催地の熊本県の県立総合体育館で行われ、1回戦の対戦カードが決まった。県代表の沖縄水産(沖縄1位)は大会初日の20日、第1試合(午前10時半開始、リブワーク藤崎台球場)で長崎商業(長崎2位)と対戦する。興南(沖縄2位)は大会2日目の21日、第1試合(午前10時半、県営八代野球場)で熊本国府(熊本1位)と対戦する。

 沖縄水産は今回、19季ぶり27回目の出場。県大会は上原一帆と國吉吹の左右の投手二枚看板を軸に勝ち上がった。6試合で失点2、準決勝の沖縄尚学戦は國吉が準完全試合を達成し、決勝の興南戦は上原が1失点で完投した。攻撃では少ない好機を小技も交えながら展開し、そつのなさが光った。

 県大会準優勝だった興南は、九州大会は2季ぶり29回目の出場。夏の甲子園を経験したメンバーが多く、県大会も準々決勝まではコールド勝ちするなど、攻守に安定感があった。特に左腕エースの宮城大弥はピンチでも動じない投球が身上だ。

 対戦相手をみると、沖縄水産とぶつかる長崎商は、昨年からマウンドを守る桝屋を中心にした守りのチーム。手堅い戦いが特徴だ。九州大会は2季ぶり14回目で、秋季大会は昨年に続く出場。夏の県大会では4強に入った。

 興南と顔を合わせる熊本国府は、エース右腕の齋藤が投打の軸。打線は長打力はないが県大会5試合でチーム打率4割2分4厘と当たっている。犠打や盗塁を絡めて単打でつなぎビッグイニングをつくる。九州大会は7季ぶり4回目。

 大会は20日~25日まで。各県から代表16校が参加している。決勝は25日正午から、リブワーク藤崎台球場で行われる。

◆新生沖水で甲子園へ

 沖縄水産の上原忠監督の話 対戦相手より、自分たちの技術、体力、精神を整え、適度な緊張感を持って挑戦していくだけ。古豪と言われるが、今は新生沖水の気持ち。いただいたこのチャンスを確実に逃さず、九州で勝ち、勢いよく甲子園を目指す。

◆強豪に勝って甲子園

 興南の我喜屋優監督の話 熊本国府は常連校を破って勝ち上がっており、強豪には間違いないが、こういう強いチームに勝って甲子園に出場するというやる気に満ちている。自ら崩れた県大会決勝から反省して練習しており、九州は心して挑んでいきたい。