アルミ缶リサイクル協会、三菱アルミの工場など見学

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 アルミ缶リサイクル協会(理事長・富永泰夫ユニバーサル製缶顧問)は13日、3R(リユース・リデュース・リサイクル)強化月間の恒例行事である施設見学研修会を開催した。

 アルミ缶のリサイクルを行っている三菱アルミニウム原料本部鋳造工場(静岡県駿東群小山町)と、キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所(静岡県御殿場市の2カ所を訪問。協会や飲料缶業界関係者、報道陣など30人超が参加した。

 午前中は三菱アルミのアルミ缶リサイクル工場を訪れた。同工場は2001年に稼働を開始。1万1157平方メートルの敷地で、使用済みアルミ缶(UBC)の受け入れから解砕選別、溶解、スラブの鋳造、圧延、缶材コイル加工まで一貫して手掛ける国内唯一のリサイクル工場。

 一般的なUBCリサイクル工程では、溶解したアルミ分から再生塊(インゴット)をつくり、再溶解した上でスラブを鋳造するが、同工場では再溶解処理を経ることなくスラブを鋳造できる。そのため「環境負荷物質となるCO2の排出量も国内他社に比べて30%以上削減できる」(同社)という。

 午後はキリンのウイスキー工場を訪問。仕込みからボトリングまで一貫して行う世界でも数少ない蒸溜所で、その製造工程を見学した。