号砲 県議選 16選挙区の構図⑧完

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◎西彼杵郡区(定数2) 現職と新人、出馬へ

 自民現職2人のうち、山口経正が2期目を目指す。引退の意向を示している三好徳明からの要請を受ける形で三好の地元時津町の町議、山脇博が自民から出馬を予定している。
 前回「長与から県議を」と訴え、三つどもえの戦いでトップ当選した山口は「人口減少対策に力を入れたい」、山脇は「子育て支援対策や交通渋滞の解消などに全力を注ぎたい」としている。
 2007年の県議選から長与、時津両町をエリアとする定数2の選挙区となった西彼杵郡区では、自民、民主(当時)が議席を分け合ってきたが、前回初めて保守系が議席を独占。今回、2人以外に「非自民」候補として名前が取りざたされている人物もおり、選挙戦になるか注目される。

 ▽立候補予定者
山口 経正 62 自現(1)
山脇  博 56 自新

◎平戸市区(定数1) 現職以外の動きも

 自民現職の西川克己が4期目を目指す。平戸市区は2011年の前々回、15年の前回と2回連続で無投票だったが、今回はほかにも立候補を模索する動きがある。
 元同市議会議長の西川は09年の県議補選で、無所属新人同士の一騎打ちを制し、初当選した。現在は自民県連総務会長。4選を果たし、県民所得向上や道路整備など地域振興に努めたいとしている。今後は「市民と語る会」などの開催を予定。地盤の市中部地区を中心に態勢固めを進める。

 ▽立候補予定者
西川 克己 70 自現(3)

◎西海市区(定数1) 現職、5選目指す

 自民現職の瀬川光之が5選を目指し、出馬の構えを見せる。西海市区は前回無投票で、地元市議からは「現職の地盤は強固で挑むのは難しい。しかし、選択肢が示されなければ、市民の政治的な関心が低くなる」との懸念も聞かれるが、今のところ、ほかに目立った動きはない。
 元自民県連幹事長で、県議会では自民2会派の一つ、「自民」会派長の要職にある瀬川。出馬について「地域の底力を発揮する政策を実現したい」と話す。今後、自民系市議との意見交換会や後援会役員会も開き、準備を加速させる。
=文中敬称略=

 ▽立候補予定者
瀬川 光之 56 自現(4)

 【お断り】立候補予定者名簿の政党は衆院勢力順(自民=自、立民=立、国民=国、公明=公、共産=共、社民=社、無所属=無)。政党内は現職-元職-新人の順で、当選回数(丸数字)ごとに五十音順。所属は公認申請予定を含む。