古河電工子会社/空手用マットを本格販売 空手道連盟の認定取得

 古河電工は樹脂発泡製品子会社のフォーム化成(本社・神奈川県愛川町)が空手競技用マット「プロ・ゲーム」で全日本空手道連盟の公式認定を取得し日本国内で本格販売を開始したと発表した。このほど東京都江東区の日本空手道会館の道場に敷設され、今後はナショナルチームの合宿や指導者研修会などに使用される予定となっている。

 「プロ・ゲーム」は古河電工子会社の独トロセレンが製造。2008年に世界空手連盟から認定を取得している。今回日本連盟から公式認定を取得し、今後は国内の公式試合でも世界大会と同一製品が使用できるようになった。日本向けの製品についてはフォーム化成が輸入して販売している。認証取得と合わせて同社では全日本空手道連盟の年間サポーターに登録。20年の東京五輪に正式採用された空手競技の普及と選手強化にも貢献する。

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