このままMFアーロン・ラムジーが退団する場合、アーセナルは誰を後釜に据えるのだろうか。英『Dailly Mirror』が候補者を数名リストアップしているが、その選択肢は幅広い。
まず最初に挙げられたのは、アーセナルがスカウトを送り込んだとも言われるFCポルトMFエクトル・エレーラだ。メキシコ代表の主力でもあり、プレミアリーグでも通用するであろう高い実力を備えている。
2人目はMLSのアトランタ・ユナイテッドに所属するミゲウ・アルミロン。24歳の攻撃的MFで、今季は12得点13アシストと結果を出している。チームを指揮する元アルゼンチン代表監督ヘラルド・マルティーノも能力を高く評価しており、ラムジー以上に攻撃面で期待が持てると同メディアも評価している。
3人目はナポリのピオトル・ジエリンスキだ。ナポリでは主力となっているため、獲得は簡単ではないだろう。しかし実力は確かで、リヴァプールのユルゲン・クロップも評価していた逸材だ。
4人目はパリ・サンジェルマンMFアドリエン・ラビオ。ラビオとPSGの契約は2019年夏までとなっており、ラビオは退団するのではと見られている。フランスの天才MFにはリヴァプール、ミラン、バルセロナなど強豪クラブが興味を示しているようで、争奪戦は避けられない。
最後は、チーム期待の若手MFエミール・スミス・ロウにチャンスを与える案だ。今夏のプレシーズンで話題を呼んだエミール・スミス・ロウは、ヨーロッパリーグで得点を決めるなど能力は高い。まだ18歳だが、ドルトムントでは同じ18歳のMFジェイドン・サンチョも結果を出している。中盤のバックアッパーとしてならばエミール・スミス・ロウも貴重な戦力となるだろう。
ラムジーが退団した場合アーセナルはどうやって穴を埋めるのか。サポーターも気にしていることだろう。