英語観光マップで集客 外国人向け、1万部作製

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宇都宮観光コンベンション協会が作製した英語観光マップ

 【宇都宮】外国人観光客の誘客増に努めようと、宇都宮観光コンベンション協会は市の英語観光マップを作製し、今月から成田空港やJR東京駅前のトラベルセンターなどで配布している。市観光交流課によると、市や協会による宇都宮観光案内を同空港で配布するのは日本語版も含め初めて。茨城空港でも提供しており、多くの旅行者が集まる場所で市観光のPRに役立てる。

 マップは1万部作製。A2判だが、折り畳むと縦21センチ横10センチで携帯に便利な大きさになる。協会は、同空港第1ターミナルのトラベルセンターと同駅前の大型観光案内所「東京シティアイ」に各1500部を渡し、施設利用者への配布が始まっている。市内のホテルやJR宇都宮駅の市観光案内所でも提供している。

 マップには主要観光地のほか、「大谷地域のレストラン」「大谷石造りのカフェ」「ギョーザ」「ジャズ」「カクテル」「ホテル」の項目を設け、計136カ所を地図上に示した。

 外国人旅行者の関心が高く、無料で市が提供する公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」サービスが利用可能な地点や、クレジットカード払いが可能な店舗なども明記している。

 市内の昨年度の外国人宿泊者数は延べ8万4296人と2007年度の2・5倍に増加。日光を訪れ、都内のホテルへ戻る途中にJR宇都宮駅でマップを手にしたスペインのジュゼップ・サングラスさん(26)は「Wi-Fi無料の場所も分かり、とても便利。今度は宇都宮を旅するかも」と話していた。