現地時間12日にUEFAネーションズリーグの試合が行われ、ロシアワールドカップ準決勝で対戦したクロアチアとイングランドが再び相まみえた。
早くもワールドカップの再現となった同カードは、前回の接戦と同様に今試合でも一進一退の攻防となる。クロアチアはルカ・モドリッチやイバン・ラキティッチといった世界最高のMF陣で中盤を構築するのに対し、イングランドは得意のセットプレーで応戦。どちらも持ち味を発揮してゴールに迫るも、得点を奪うことができない。特にイングランドは前半と後半に一回ずつ枠直撃の惜しいシーンが見られたが、最後までネットが揺れることなく痛み分けのドローに終わっている。
一方、グループ2で首位に立つベルギーはホームでスイスと対決した。試合前の報道ではエデン・アザールの去就についての話題で持ちきりとなったが、今試合の主役はアザールではなくマンチェスター・ユナイテッド所属のロメル・ルカクだった。スコアレスで折り返した後半に、ルカクが左足で先制点を奪取。一度スイスに同点に追い付かれるものの、84分に味方とのワンツーで抜け出したルカクが勝ち越しゴールを決め、ベルギーが2-1で勝利を収めた。