「懐かしい昭和」を表現 伊勢で泰良木さん人形展

 【伊勢】伊勢市横輪町の木間々な美術館で、津市東丸之内の創作人形作家、泰良木(やすらぎ)ゆめさん(69)が懐かしい昭和の光景を約123体の人形で表現した作品展「昭和を語る」が開かれている。18日まで。15日午後1時半から泰良木さんのトークショーもある。入館料600円。

 泰良木さんは約20年前から人形作りを始めた。独学で腕を磨き、「昭和」をテーマに粘土や布、スガ糸などを使って作品を制作。昨年には津市内に「昭和人形館 夢うつゝ」を開設し、自身の作品展示や人形教室を開いている。

 ちゃぶ台を囲んで食事をする家族の姿がほほえましい「花咲家の人々」や、小学校入学記念写真を基に制作した「みんなキラ星」、子どもらがおひな様になっている「子ども雛」などを展示。昭和の時代を生きる女性の姿を物語風に表現した作品も目を引く。

 同館の井爪貞子館長が主宰する絵手紙教室「百花こころ絵」の生徒らが、昭和の思い出などを描いた絵手紙作品66点も並ぶ。

 泰良木さんは「お客さんと対話ができる人形を心掛けて作っている。作品を見て今までの思い出や自分の世界を広げてもらえれば」と話していた。

【懐かしい昭和の光景を人形で表現した作品=伊勢市横輪町の木間々な美術館で】

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