県商工会連合会と平戸市 首都圏にアンテナショップ

海、山の特産品並び 初日からにぎわう

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 長崎県特産品の販路拡大を図ろうと13日、首都圏にアンテナショップが相次いでオープンした。東京・有楽町に平戸市、埼玉・さいたま市に県商工会連合会が出店。初日から農水産物や加工品を求めて、大勢の客が詰め掛けた。
 平戸市は「有楽町ひらど商館」と名付け、全国のアンテナショップが集まる東京交通会館に出店。市は渋谷区恵比寿にもアンテナショップを出しており、2店舗目となる。店にはアスパラガスやシイタケなどの新鮮野菜のほか、地元銘菓やアゴの一夜干しなどの特産品が並んだ。
 オープニングイベントで黒田成彦市長は「ここはアンテナショップの激戦区。埋もれてしまわないよう、しっかり商品構成を考え、平戸と東京をつなぐ窓口にしたい」とあいさつ。特産のアゴにちなみ、顎が特徴のタレント、アントキの猪木さんを「平戸あご1日応援隊長」に任命。トークショーなどでにぎわった。
 県商工会連合会のショップは「埼玉ながさき屋」で、JR大宮駅近くの高島屋大宮店に出店。埼玉県に本県関係のアンテナショップが出店するのは初めてで、中小企業庁の補助事業を活用した。県内89事業所が計約420品目を出品。定番のちゃんぽんやカステラのほか、対馬のアナゴの白焼きや五島の塩などを品ぞろえし、国境離島の県をアピールした。
 初日は歌手のタナカハルナさんが店頭でカステラを無料配布するイベントなどがあり、同連合会の宅島壽雄会長は「年間を通してぜひ成功させ、観光宣伝にも活用したい」と話した。

本県特産品を求める客でにぎわった埼玉ながさき屋=高島屋大宮店
テープカットをして出店を祝う黒田市長(中央)ら=東京交通会館