幽玄の舞「島原城薪能」 観客を魅了

 島原の秋の風物詩「島原城薪能」(同振興会主催)が13日夜、長崎県島原市城内1丁目の島原城天守閣前で上演され、幻想的な光に照らされた舞台で、笑いを誘う狂言や能のみやびやかな舞が観客約1100人を魅了した。
 島原藩時代の伝統文化を後世に継承しようと、1983年に復活し36回目。「肥前島原子ども狂言」では地元の幼児から高校生まで35人が出演。小舞、連吟などのほか、有明海の恵みを題材にしたオリジナル狂言「釣ろうよ」を滑稽にかわいらしく演じた。
 かがり火がともされ、能楽師野村万禄さんらによる和泉流狂言「附子(ぶす)」や小林与志郎さんらによる宝生流能「羽衣」などが披露され、観客を優美な古典芸能の世界にいざなった。

観客を古典芸能の世界へいざなった島原城薪能=島原市、同城天守閣前

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