大規模災害時の連携確認 富山で10県DMAT訓練

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 中部ブロックDMAT(災害派遣医療チーム)実動訓練は13日、富山県内全域を舞台にして行われた。富山、石川をはじめ北信越、東海など10県のDMAT隊員や医療関係者ら約1200人が大規模災害時の連携を確認した。富山では初の訓練となった。

 訓練は12日午後11時に砺波平野断層帯東部を震源とするマグニチュード(M)7・0の地震が発生、県内全域で約500人が死亡、約7千人が負傷し、ライフラインが寸断されたとの想定で行われた。

 訓練には富山、石川、福井、山梨、長野、岐阜、静岡、愛知、三重、新潟のDMAT107チームが参加。午前6時半に富山県庁内にDMAT調整本部が設置され、県職員らが被害情報を収集した。招集を受けたDMATが県内外から駆け付け、各現場に出動した。

 富山空港では簡易ベッドを並べた臨時医療施設が開設され、実際にドクターヘリを飛ばして患者を搬入する手順を確認し、隊員は治療の優先順位を決める「トリアージ」を実施して医療措置を施すなどした。

 訓練は富山県立中央病院や厚生連高岡病院、砺波市立砺波総合病院などでも実施された。14日は、訓練の検証が行われる。