富富富「やっと買えた」 富山米新品種、発売後初の週末

 11日の富山米新品種「富(ふ)富富(ふふ)」の発売から初めての週末となった13日、富山県内の小売店ではデビューした新米を買い求める人でにぎわった。試食を楽しんだ客は「もちもちしておいしい」と驚き、1袋、2袋と買い物かごに入れた。平日は仕事で買い物ができず、ようやく富富富を買えた人は「ふふふ」と笑顔をほころばせた。

 富山市堀川本郷のサンコー堀川本ごう店では、入り口近くに富富富のコーナーを設けた。おにぎりの試食も行い、多くの買い物客が足を止めた。

 「甘くてふっくらしてすごくおいしい」。試食した富山市赤田の主婦姫野あけみさん(43)は一口でファンに。子どもにも食べさせてあげたいと1袋手に取った。家族で訪れた同市堀川町の公務員那須倫範さん(34)は「富富富を見るのは初めて。コシヒカリとの味の違いが一番気になる」と話し、早速、妻と購入するかどうか相談した。

 山下勝利店長は「売れ行きは順調。富山のブランド米として一層盛り上がってほしい」と期待を込めた。

 高岡市米島のアルビス米島店も入り口近くに特設コーナーを設置。試食する人が相次ぎ、コメを炊くペースが間に合わないほど人気となった。試食した人は「家にまだ別のコメがあるが、買いたい」と話し、「仕事が休みでやっと買えた」と待ち望んだ富富富を手に喜ぶ人もいた。

 高岡市木町の主婦米田美希さん(41)は「話題になっていたので気になっていた。お弁当で使ってみたい」と1袋購入。家族で訪れた射水市金山小2年の山下莉奈さん(7)は「甘くておいしい。家でも食べてみたい」と興味津々だった。

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