サル脱走から7日ぶり再開 富山市ファミリーパーク

©株式会社北國新聞社

 ニホンザル2匹の脱走が発覚して以来、休園していた富山市ファミリーパークは13日、営業を7日ぶりに再開した。行楽日和となったパークには、最近の週末に比べても多い3050人の来園者が訪れ、動物の愛らしい姿を楽しんだ。

 2匹が逃げ出した里山生態園にはサルの様子を見ようと多くの人が集まった。子どもたちはサルに声を掛けたり、手を振ったりして歓声を上げた。脱走後に園内で捕獲された10歳の雄「パール」の飼育場所や、脱走現場を職員に尋ねる来園者の姿も見られた。

 富山市中老田の会社員井上善文さん(36)は「先週は入れなかったので待ち遠しかった。子どもの笑顔が見れてうれしい」と目を細めた。

 再開を受けて石原祐司園長は「楽しみにされていた方からの連絡がたくさんあった。ご迷惑をお掛けして申し訳ない」と話した。

 パールの捕獲後、パークは里山生態園内に電気柵と有刺鉄線を新たに設置した。サルの様子を観察する職員も配置し、脱走防止策を拡充した。

 パークは園外に逃げたとみられるサルについて、周辺の定期的な巡回や近隣住民の目撃情報をもとに捜索を続けている。里山生態園に再び戻る可能性もあることから、パールが脱走した外柵付近に監視カメラ1台を設置し、姿を現さないか確認する。