世界湖沼会議15日開幕 23年ぶり本県開催

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世界湖沼会議の学生会議の事前イベントで遊覧船に乗り、霞ケ浦を船上から眺める兵庫県の女子高生=霞ケ浦湖上、高阿田総司撮影

水辺の環境保全について話し合う「第17回世界湖沼会議」が15日、つくば市竹園のつくば国際会議場で開幕する。本県開催は1995年以来、23年ぶり2度目。会期は19日までの5日間で、霞ケ浦などの湖沼を取り巻く環境の問題解決を目指し、議論が行われる。

今回の会議では、環境や生物多様性の保全など、人と湖沼が共に生きる社会づくりについて発表や議論が行われる。研究者や農林漁業関係者ら約4千人の参加を見込む。一般市民の当日参加も可能。

13日には、開催機運を盛り上げようと、土浦市内で「サテライトつちうらメイン大会」が開かれた。霞ケ浦流域で活動する関係団体らによる意見交換会や、子どもたちが遊覧船に乗って霞ケ浦について学ぶ視察会が行われた。

世界湖沼会議は、1984年に滋賀県の提唱で第1回会議を琵琶湖畔で開催。おおよそ2年ごとに研究者や市民らが一堂に集まり、世界の湖沼やその流域で起きている環境問題や課題の解決に向けて議論する場となっている。(成田愛)