おかしい…関西の土地購入なのに振込先は愛知 武蔵野銀行の窓口女性、詐欺見抜き女性客守る 鴻巣署が表彰

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 埼玉県の鴻巣署(山口正人署長)は11日、特殊詐欺被害防止活動の功労で、北本市の伊藤新聞販売社長、伊藤学さん(54)、振り込め詐欺被害防止の功労で、武蔵野銀行北本支店の窓口担当、温井清美さん(57)に同署でそれぞれ感謝状を贈った=写真。

 同署などによると、伊藤さんは8月に鴻巣署が作成した特殊詐欺被害防止の注意喚起ちらし「急増 ハガキ詐欺にご注意!」(A4)を6千200部、新聞の折り込みちらしとして北本市内の新聞購読者宅に配布するなどして、特殊詐欺被害防止活動を積極的に推進した。

 温井さんは9月26日午後1時20分ごろ、北本市内の70代女性が北本支店に入店し、現金200万円を引き出す際に振り込め詐欺を疑った。「女性が『関西方面の土地を購入するために必要』と言った。振込先が愛知県なので、おかしいと思い、上司に頼んで鴻巣署にホットラインで通報した」と振り返った。

感謝状が贈られた北本市の伊藤新聞販売社長・伊藤学さんと、武蔵野銀行北本支店の窓口担当、温井清美さん