早世の画家・松本竣介のアトリエ再現 桐生 大川美術館

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大川美術館に再現された松本竣介のアトリエ

 今年没後70年を迎えた画家、松本竣介(1912~48年)のアトリエを再現した展示が13日、群馬県桐生市小曽根町の大川美術館で始まった。クラウドファンディングで募った資金で壁やソファを復元し、テーブルや書籍などの遺品約570点を配置、画家の内面や創作の様子がしのばれる展示に仕上げた。同館によると、松本のアトリエを再現する試みは全国初。

 アトリエはかつて東京都新宿区にあり、創作や原稿執筆に使われた。次男の莞さん(79)の監修の下、25平方メートルほどの空間を再現した。松本が「文化芸術の交流の場としたい」との思いでアトリエに掲げた「綜合工房」の看板や、画材を並べていた棚などが並ぶ。月曜休館。入館料1000円。問い合わせは同館(電話0277-46-3300)へ。