吉富町を「オリーブ特産地」に 耕作放棄地利用、250キロ収穫 [福岡県]

吉富町の社会福祉法人「初花会」(桝孝三理事長)が、同町と周辺地域をオリーブの一大生産地にする取り組みを、地元住民と進めている。13日には、同町別府の耕作放棄地を利用して栽培しているオリーブの実を収穫した。

同会によると、この地域の気候はオリーブ栽培に適しており、通常よりも成長が早いため、他の団体も注目しているという。

土壌改良には「安心院パーライト工業」(大分県宇佐市)などが協力。2016年、55アールの耕作放棄地にオリーブの苗を植えた。

昨年は約30キロ、今年は約250キロを収穫。来年は500キロほど見込んでいる。

この日の収穫には、地元住民を含め約20人が参加。手で一つ一つ収穫し、選別などをした。オリーブオイルや塩漬けにするという。

桝理事長の長男孝典さん(48)は「有機栽培を基本に6次産業化を目指し、吉富町を中心に地域の活性化につなげたい」と話している。

=2018/10/14付 西日本新聞朝刊=

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