五輪に向けプロジェクト ボスニアの着物が完成 唐津の児童らデザイン [佐賀県]

2020年の東京五輪に向けて世界206カ国・地域をイメージした着物を制作する「キモノプロジェクト」の一環として、唐津市の子どもたちがデザインに携わったボスニア・ヘルツェゴビナの着物が完成し、同市西城内の市民会館で13日、お披露目会があった。市出身のモデル辻千恵さん(25)が、国旗の青と黄色を基調に、桜などをデザインした着物を着てステージを歩いた。

同プロジェクトは福岡県久留米市の呉服店経営、高倉慶応さん(50)が代表を務める一般社団法人が取り組んでいる。趣旨に賛同した唐津商工会議所などが昨年、実行委員会を設置。唐津市出身の伊藤登志子さん(74)=東京都=が桜の植樹などの支援を続けてきた同国の着物を制作することにした。

デザインの原案は、伊藤さんが昨年度に平和授業を行った佐志小6年の児童(現佐志中1年の生徒)が担当。沖縄の伝統的な染め物「琉球紅型(びんがた)」の職人、玉那覇有勝さんらが制作した。原案づくりに携わった佐志中1年の宮崎さくらさん(13)は「青と黄色の国旗の色が強調されていて、とてもきれい」と喜んでいた。

この日は、公募で選ばれた高校生や外国語指導助手(ALT)たちも、既に完成している19カ国の着物を披露した。

=2018/10/14付 西日本新聞朝刊=

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