ソフトB甲斐トドメ弾 “天敵”から一発に手応え「直球狙っていた」

◆パ・リーグCSファーストステージ:第1戦 ソフトバンク8‐3日本ハム(13日・ヤフオクドーム)

甲斐がバットでも存在感を見せた。4点リードの3回にポストシーズン自身初のアーチ。3回1死二塁、上沢の外角145キロ真っすぐを逆方向へ。打球は右中間スタンドに飛び込んだ。今季13打席でノーヒットに抑え込まれていた“天敵”からの一発に「追加点がほしかった場面。つなぐ気持ちでいった」と、思わず笑みがこぼれた。

工藤監督から常々かけられる言葉がある。「打席でも捕手の目線で考えなさい」。今年のシーズン打率は2割1分3厘に終わったが、終盤には相手の配球の読みが的中する打席も徐々に増えていた。この本塁打も「直球を狙っていた」と確かな手応えをつかみつつある。

ポストシーズン初出場となった昨年のCSファイナル、そして日本シリーズの経験は大きな財産になっている。「短期決戦はわずか1球で試合を大きく左右する。きょうはしっかりと意識してプレーした」。8回に高谷に交代するまで懸命のリードを見せ、日本ハムに反撃の糸口を与えなかった。「もっと投手を引っ張らないと」。今季、自身最多の133試合に出場した25歳が攻守でチームを引っ張る。 (長浜幸治)

=2018/10/14付 西日本スポーツ=

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